第二回 布団の中だけが俺のMyspace
妖精さん(以下、妖)「Myspaceはやってるんだよね?」
RAVEMAN(以下、R)「うん。オーラルヴァンパイアの公式プロフィールを管理してるよ」
妖「登録してるフレンド数も、結構なもんだね。東京ドームでXジャンプできる数だよ。5万人って」
R「おかげさまです。でも正直、どこの誰が出入りしているのか全く把握できてないんだ。異邦人ばかりだし、会ったこともなければ、メッセージのやりとりもしてない人がほとんどだし」
妖「それが友達(フレンド)って言えるの?」
R「言えるよ! 全員、1度以上は僕の曲を聴いてくれた人達だよ! Thanx 4 da ADDの仲だよ!」
妖「ふーん。実生活は布団の中だけで完結しているのに、世界中に友達がいるんだ」
R「そう言われても嫌味とも思わないから、いよいよ僕は人間・失格かもしれない」
妖「まぁ、アーティストに気軽にフレンド申請できるのは、Myspaceの魅力の一つだよね。」
R「定説です! ダフト・パンクとかジャスティスとかCSSをトップフレンドに置けば、それっぽいって!」
妖「もっと頻繁に、楽曲を更新した方がいいんじゃない? 言語を超えたコミュニケーション手段だし、リアクションしてくれる人は、よりディープな友達と言えるよね」
R「まぁ、それはいろいろ大人の事情がありましてですね」
妖「なにそれ? ●●(人物名)とか、■■(団体名)とかが絡んでくるってこと?」
R「そんなドス黒い話じゃないよ。オーラルヴァンパイアの営業名刺としては、今のプロフィールがいい形で収まっているってことなんだ。だから、あまり気のままにページをいじれないのです」
妖「それだったら、別口として自分だけのアカウントを、もう一つ作ればいいじゃん」
R「なるほど。マイペースなマイスペースか」
妖「それはビギナーがよく使う韻! じゃあ、登録するアーティスト名は何にするのさ?」
R「そうだな。“DJ人間・失格”とでも名乗っておこうか」
追記: その後、レイブマンの近親が説得し、登録名は“FUTON DISCO”に落ち着きました。




