第7回 ピクシブ・イン・パノプリー 編
RAVEMAN(以下、R)「絵を描いていると、音楽をしたくなる。音楽をしていると、絵が描きたくなる」
妖精さん(以下、妖)「唐突にぼやいて、どうした? 滝川クリステルの卒業が、そんなにショックだったか?」
R「絵の道と音楽の道、どちらに進むか葛藤していた10代の自分を、ふと思い出していたんだ」
妖「そういえば君は、東京の美術大学を片っ端から受験して、漏れなくドンズベりしたり、某出版社の漫画賞に投稿したけど、即日返却されたほどの絵画技術の持ち主だったね」
R「...」
妖「あ! その部分はデリケート・ゾーンだったか。ごめんごめん」
R「いいんだ。僕の絵は、自分が描いて、見て楽しめるものであれば、それで十分なんだよ」
妖「卑屈になっちゃってさ! pixiv(ピクシブ)って知ってる? イラストや漫画の投稿ができる、コミュニケーション・サイト」

(ホーム画面。ユーザー達の投稿作品が、ハイペースに更新されています)
R「しょこたんが投稿して、話題になったよね。でも、いわゆる秋葉系同人文化のイメージがあるかなぁ。赤塚不二夫が好きな、下落合系の僕なんかが参加していいものか...」
妖「確かに秋葉系の色は強いけど、これが今、漫画 / イラスト / 同人の各業界に、新風を吹き込んでいるのだよ!」
---サイト徘徊中---
R「ん〜なるほど。腐女子の自由帳レベルから優れた美術作品まで、いろいろアップされているね。でもこれだけ投稿が多いと、一体どれから見ていけば良いか迷うなぁ」
妖「作品にはキーワードを追加できて、それをタグとして分類分けができるんだ。そのキーワードを検索すれば、反映した作品がヒットするよ」
R「“赤塚不二夫”で検索したら、バカボンのパパによく似たキャラが続々と出てきた!」
妖「そして、気に入ったユーザーを登録したり、作品を評価したり、コミュニケーションができるようになっています」

(作品にタグを登録。また、特定のテーマで投稿を募集する企画も、サイト内で盛んです)
R「そうか! ここは、デジタル社会のトキワ荘なのだ」
妖「そのとおり! たまには良いことを言うのだ」
R「実は、ネット記事からの受け売りなのだ」
妖「なんだ。ガッカリなのだ」
R「これでいいのだ」
妖「今回は、ヤマなし、オチなし、イミなし、なのだ」
つづく


