第12回 情報参謀サウンドクラウド 編
RAVEMAN(以下、R)「ブレイクビーツの黄金比率たまらん。4つ打ちキックの整列も捨てがたい」
妖精さん(以下、妖)「なに聴いてんのー?」
R「なにも。音は出してないよ」
妖「ん? なんの感想を言ってた?」
R「音声波形を見てたに決まってるじゃないか!」
妖「うわっ! 波形フェチ...」
R「シャープなノコギリ波タン...。ちょっと突き放した態度の、短形波タン、ハァハァ...」
妖「気持ち悪いよ!」
R「いや最近、いろいろなブログに波形図が貼られているのを見かけるので、つい取り乱してしまいました」
妖「SoundCloud(サウンドクラウド)のことだね。...という事で、本日は新しい音楽発信現場の世界水準として期待される、ドイツのサイト、SoundCloudについて学びましょう」
R「いつから、生徒と指導者の関係になったんだ」
妖「これまでは、音源公開のためにMySpaceなどのサイトが活用されてきたけど、SoundCloudはファイル・サイズに上限がないので、DJ MIXなど長時間ファイルのアップロードが可能。試聴だけにするか、ダウンロードできるようにするかも選べます。SNS機能も充実していて、ジャンルやキーワードで曲を検索したり、お気に入りのユーザーや曲をフォローしたり、コメントすることもできます。そして、視覚的に目立つのは、アップされた楽曲の音声波形が、タイムラインとして表示されたプレイヤー」

(FacebookやTwitterなど、多くの外部サービスとも連携。)
R「曲線美な、セレクテッド・アンビエント・ワークスVol.2タン、ハァハァ...」
妖「(無視して)さらに、DROPBOXという、曲を聴いてもらいたいユーザーに自分のトラックを送って、コメントを求めたりする機能もあります。これは、いわゆる昔ながらのデモ・テープ文化を継承したもの」
R「DROPBOX=つまりゴミ箱。デモ・テープを受取るレーベル側の、リアルな心情を表した名称だね」
妖「それは、ねじ曲がった見方だよ! むしろ、この機能を利用して、著名アーティストのリミックス・コンテストとかも実施されているんだ。新しい音や才能を求める、業界全体の渇望が形になったようなサイトなんだよね」
R「わかった! 僕も探してみる! エッジが効いてギラギラした...波形を!」
妖 「ちゃんと音、聴いてね!」

(世界中の音が日々アップされているので、音を漁る感覚があります。)
つづく
■SoundCloud
http://soundcloud.com/


