ALTER EGO

iLOUD > TECHNO - テクノ > ALTER EGO > PROFILE - プロフィール

PROFILE| ALTER EGOプロフィール

ALTER EGO (オルター・イーゴ)

 フランクフルト出身のローマン・フリューゲルとヨーン・エリング・ウトゥカからなるユニット。それぞれパンクやジャズ・バンドのプレイヤーとしてのバックグラウンドを持つ彼らは、アシッド・ジーザスやセンソラマ名義でも活動する、ジャーマン・テクノ・シーンのベテラン・プロデューサーだ。

 1993年にオルター・イーゴとしての活動をスタートするとともに、ドイツのハウス/ミニマル・レーベル、OngakuとPlayhouse を運営するDJアタ、ハイコMSOとともに、Klang Elektronikレーベルを設立している。1996年にはスヴェン・ヴァスが運営していたレーベル、Hearthouseより初期の代表作となるアルバム、『Decoding the Hacker Myth』をリリース。ダウン・テンポ~アンビエント寄りのエレクトロニカを展開している。その後も、ヒット・シングル「Betty Ford」('00)でのアシッドなミニマル・テクノや、クリック・ハウス・トラック、「Daktali」('04)など、特定のフォーマットに縛られない、多彩なエレクトロニック・ミュージックを生み出している。

 そんな彼らのキャリアを象徴する作品が、2004年に発表されたブリープ・エレクトロ・チューン、「Rocker」だ。ローマンとヨーン自らベースやギター、ドラムを演奏し、ロックの持つ起爆力をテクノに融合させたこの曲は、テクノ・シーンのみならず、世界各地でスマッシュ・ヒットを記録した。同年、「Rocker」を収録したオリジナル・アルバム『Transphormer』をリリース。さらに翌年には、プライマル・スクリームやオクターヴ・ワン、ティーフシュワルツらのトラックをリミックスしたアルバム、『Transphormed』と立て続けにリリースを重ね、クラブ・シーンを席巻した。それ以降もエレクトロ路線は継続し、最新アルバム『Why Not ?!』('07)では、歪んだベースラインとブリープ音が飛び交うエレクトロ・ディスコ~ニューウェーヴ・サウンドを展開している。

 また、ライブにも定評のある彼らだが、そのパフォーマンスは石野卓球の主宰レーベル、platikからリリースされたDVD、『LIVE AT WIRE』(’05)で観ることができる。このDVDには、横浜アリーナで開催された巨大テクノ・レイヴ、<WIRE03>と<WIRE04>でのライブの模様が収録されている。

(Hiroko Torimura)